甘い旨味をもつ茶美豚をジューシーで風味豊かにソテー。
野菜たっぷりのラタトゥイュと好相性です。
いつもの豚肉が一気にイタリアンなお味に早変わり。
ステーキ肉だけでなく、バラ肉でも大丈夫です。
材料(1人前)
- 豚 1枚
- 塩・こしょう
- 薄力粉
[ソースラタトゥイュ]
- パプリカ(赤・黄) 20g
- ナス 15g
- ベーコンスライス 1/2枚
- 玉葱 10g
- ニンニク(みじん切り) 少々
- 唐辛子(輪切り) ひとつまみ
- トマト缶 10cc
- オリーブオイル 適量
- 塩・こしょう 少々
- チキンコンソメ 少々
- ローリエ ひとつまみ
- オレガノ ひとつまみ
作り方
- 豚肉に塩・こしょうをし、薄力粉をまぶしソテーする
[ソースラタトゥイュ]
- パプリカ、ナス、ベーコンスライス、玉葱をコンカッセ(大きめ)に切る
- 鍋(フライパン)にオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れ、香りを出す
- ②に①を入れ炒める
- トマト缶、ローリエ、オレガノ、チキンコンソメを入れ、弱火で煮る。塩・こしょうで調味する
豚肉は、部位によって呼び方が変わります!
肩:少し固めで赤身が多いので煮込み料理に!
肩ロース:しょうが焼きや酢豚にぴったりな部位
ロース:旨味があり柔らかいのでソテーがおススメ
ヒレ:柔らかいのでとんかつやソテーに合います!
バラ:スペアリブに合う赤身と脂肪のバランス!
モモ:赤身が多いので塊のまま使う焼き豚などに。
盛り付け
10インチの平皿が目安です。ステーキを一口大にカットし、お皿に並べた後、ラタトゥイュソースをかけます。仕上げに乾燥した刻みパセリをトッピングしたり、お皿の淵に円を描くようにまぶしておくと、レストラン風の粋な一品に早変わり!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
食材 豆知識
● 豚肉
豚肉は、血や筋肉を作るたんぱく質が豊富に含まれているほか、ビタミンB1が多いお肉です。ビタミンB1は、体内で糖質をエネルギーに変換するときに必要なビタミン。ビタミンB1が不足すると体内で必要なエネルギーを十分に作れなくなってしまうので、きちんと食べるようにしましょう!ニンニクやニラなどアリシンの多い食材と一緒に食べるとより効率的にタミンB1の吸収を助けてくれます。
● 茄子
茄子は体内の余分なカリウムを排出する働きのあるカリウムが豊富。カリウムは筋肉の動きや神経の働きに関わる人間の身体にとても重要なミネラルの一つです。またβ-カロテンも多く含む野菜として有名です。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されますが、ビタミンAは活性酸素の働きを抑えたり、抗酸化作用もあるので老化予防にも役立ちます。
● パプリカ
パプリカは、ピーマンと似た形から、通称カラーピーマンと呼ばれています。緑磯のピーマンは未熟の状態で収穫されるのですが、パプリカは完熟果実として収穫されます。黄色、赤色、オレンジ色と色も鮮やか。甘味と酸味のバランスが調和しているので生で食しても美味しいですよね。栄養成分は、食物繊維、鉄分、カリウム、ビタミンA、ビタミンB1などを含んでいます。
● 玉ねぎ
玉ねぎ(タマネギ)は、ひとつでも多くの栄養素が接種できるお野菜。主な栄養成分は、血をサラサラにする効果に関連していると言われている硫化アリルとケルセチンという成分。その他に、植物繊維やカリウムなどの栄養素も含まれています。一方でミネラルやビタミン、たんぱく室などの一般的な成分はほとんど含まれていません。お肉やお魚、そのほかのお野菜と上手に組み合わせて調理するのが良いですね!
● トマト
低カロリーながら様々な栄養成分が含まれているトマト。健康のための万能野菜としても有名で、老化を抑制する効果が期待できるβ-カロチン、体内の塩分の排出を助けるカリウム、活性酸素を減らす働きがあるリコピン、腸内環境を整える植物繊維などが体調を整える手助けをしてくれます!